有楽町藝大キャンパス<展覧会設計演習>企画展「かける わたす はずす」
有楽町藝大キャンパスの授業「展覧会設計演習」の成果展として、Slit Park YURAKUCHO(東京・有楽町) にて、アーティスト・持田敦子による展覧会『かける わたす はずす』を開催します。
明治時代、東京・丸の内には赤レンガ造りの建物群が立ち並び、「一丁倫敦(ロンドン)」と呼ばれた街が広がっ ていました。地中には建物を支えるために何千本もの松杭が打ち込まれ、屋根には空へと伸びる避雷針が設け られていました。
持田はこれまで、既存の空間や建築に仮設の壁面や階段などの異物を挿入し、空間の意味や質を変容させる大 型インスタレーションを手がけてきました。本展では、丸の内・有楽町エリアに存在する避雷針と、そこから 地中へと続く流れに着想を得て、ビルとビルのはざま(slit)にインスタレーションを展開します。 空へ、そして足元に重なる地層や歴史へ──都市の「上」と「下」をわたすように、地中から建築を経て空へ、 そして空から再び地中へと還っていく、都市の表面からは見えない場所や時間の垂直なつながりを、作品を通 してたどり直します。
持田敦子/Atsuko Mochida
1989 年東京都生まれ。長野県在住。
2018 年バウハウス大学ワイマール大学院、 東京藝術大学大学院修了。
2018 年から2019 年にかけて、平成30 年度公益財 団法人ポーラ美術振興財団在外研修員としてドイツ、シンガポールにて研修。
プライベートとパブリックの境界にゆらぎを与えるように、既存の空間や建物 に、壁面や階段などの仮設性と異物感の強い要素を挿入し空間の意味や質を変 容させることを得意とする。
近年の活動に長野県飯田市にて家屋を解体するプ ロセスを作品化するプロジェクト「解体」(2021 年~2023 年)など。
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「かける わたす はずす」
会期:2026 年10 月11 日(日)~18 日(日)11:00~19:00(会期中無休)※最終日は18:00 まで 入場無料
会場:Slit Park YURAKUCHO( 東京・有楽町)
主催:東京藝術大学キュレーション教育研究センター、有楽町藝大キャンパス(東京藝術大学、東京都、YAU)
特別協力:三菱地所株式会社、三菱一号館美術館、Slit Park YURAKUCHO、株式会社SpAcE 本展は、
※東京藝術大学キュレーション教育研究センターが開講する2026 年度社会共創科目(公開授業)「展覧会設計演習」の授業の一環 として開催されます。

