溶ける境界としての『渚』 /有楽町から考える

畑中章宏(民俗学者/編集者)、三野新(写真家/舞台作家)、中森 葉月(三菱地所)

民俗学者である畑中さんと、YAU TENで展示をおこなうアーティストの三野さんによるトークセッション。三野さんは 「危 険な場 所」としての「渚 的なもの」に興 味 が あり、YAU TENでもそうした関心から展示をおこなったそう。「有楽町 は割と俗っぽく、アートにしにくいのでは?」という畑中さん からの問けに対して、三野さんは「今回のリサーチでは、固 有名詞よりも、物理的な広がりがあるものから始めた。」と応答。畑中さんによる「三野さんが目指しているものとして、 民俗学的な芸能のような気がする。」という着想をきっかけ にして、芸能のおこりとしての河原や、人が集まる市といった 場についての議論に展開していった。

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