WORK CULTURE LAB1 イントロダクション編

日時│2月14日(月)18:00-20:00
場所│YAUSTUDIO
ゲスト│井上成、古田秘馬

有楽町の人々がアートについて学び新たな思考を深めていく「YAUCLASS」の一環として、同じく大手町・有楽町・丸の内エリアで新たなワークスタイルのあり方を探る「丸の内ワークカルチャーラボ」と連携したトークイベントを4回にわたっておこなった。第1回目のトークは、YAUSTUDIOにて2月14日に開催。YAU設立の背景やワークカルチャーラボとの関わりについて、丸の内ワークカルチャーラボでプロデューサーを務められている古田秘馬さん、三菱地所の井上成さんを中心に語られた。井上さんは、これまで大手町・有楽町・丸の内エリアで数多くのまちづくりプロジェクトを手掛けられてきた。「エコッツェリア」や「3×3LabFuture」など、これからの時代に求められるテーマを社会に実装していくようなプロジェクトとし
て展開。今回YAUをおこなうにあたって、「このエリアで長く展開されてきたアート活動をまちづくりの仕組みに改めて組み込み、アーティストの活動の場とまちづくりを一層リンクさせていくことによって、有楽町からイノベーションが生まれる可能性を生み出していきたい」「だからこそ、YAUを通じてアートとワークの結合点をつくりたい」「YAUによって、有楽町を“アートがある街”ではなくて、“アーティストがいる街”にしたいと思っています。」と井上さんは話す。一方の古田さんは、コロナ禍で人々の働き方が変化してきた中で、どのように新たな働き方の文化をつくることができるのかということを、丸の内ワークカルチャーラボを通じて複数の企業と一緒に取り組んでいる。そして、これまで様々な実証実験を重ねた中で、出てきたキーワードがアートだったと言う。「一言で仕事やワークといっても、言葉のとらえ方は人によって異なりますよね。一般的なワークという言葉には出勤して仕事をこなしていくというイメージがあるかもしれませんが、アーティストは生活全てが創作活動につながっている。新しいものを生み出すこと自体がワークで、そこまでにやってきたもの全てが作品になるような感覚なのではないかと思います。そうした感覚をより多くの人々が持つことで、新たなものが生まれる瞬間が増えていくのではないでしょうか。」

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