松井祐生

MATSUI YUKI(SEKIKAWA TAKUYA)
写真家

滞在期間 20xx.xx.xx-xx.xx

2016年より独学で映像/写真/ペインティング制作を始める。
近年は3D やVR を使ったインスタレーションを発表。
「変形/変容の分析」を基軸に制作する。

主な受賞歴
2016年 写真新世紀優秀賞受賞 (SFMOMA エリン・オトゥール氏選)
2020年 IMA NEXT グランプリ(ホンマタカシ氏選)
2020年 TOKYOFRONTLINE 準グランプリ、など

主な展示歴
2022年 「 Private House 生きられた家」
2022年「現代写真のアナキズム」(日本橋アナーキー文化センター / MIHARAYASUHIRO)など。
2022年「ソノ アイダ#新有楽町 / I Count Three Bodies」など
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作品情報
踊りを忘れた身体のためのバレ
2023年
写真、イマージェンシーシート、3D 映像、VR、スプレー絵の具など

人々は多くのルールを暗黙裡に共有している。例えばウェーバーは出来高払いの労働者が、1 日に必
要な金額以上に働かないという不合理的な行動から、人々が「未来が安定して続くという信念」を共
有していると言及し、例えば宗教や地域などの特定の範囲において根源的な原理が生じると分析する。
これらは日々の行動の蓄積により規範として体得されていくと私は考える。
だが私たちはそのように多くのものを無視して生きている。ウェーバーは「脱魔術化」とよび、フー
コーは「身体の調教」と呼ぶ図式は「自動的に」生きやすくする一方で、生きることの本来の楽しみ
を損わせているのではないだろうか。ならば数寄屋橋を中心とする有楽町という街でも、人々はきっ
と組織化されている。例えば運転免許を取ったばかりの危うさを色々な所で私たちは見つけるべきで
はないか、と私は考える。有楽町を舞台としたVR で「組織化」を解体するための密議体験を見てく
ださい。
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