水戸部七絵
Nanae Mitobe
神奈川県生まれ。画家。 2011年名古屋造形大学にて、画家・長谷川繁に師事し、2021年から東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画在籍、画家・小林正人に師事する。主に絵画原理を研究し、新表現主義や過剰主義の文脈から、一 貫して油絵具を使用しながら、絵画を制作している。以前から描く対象として象徴的な人物の存在を描いたが、2014年のアメリカでの滞在制作をきっかけに匿名の顔を描いた「DEPTH」シリーズを発表。2016年 に愛知県美術館での個展「APMoA, ARCH vol.18 DEPTH ‒ Dynamite Pigment -」を開催し、2020年に愛知県美術館に「I am a yellow」が収蔵される。同年「VOCA展2021」奨励賞を受賞(東京都現代美術館学芸員・鎮西芳美推薦)。代表作にマイケル・ジャクソンやデヴィッド・ボウイなどの著名人やポップ・アイコンをモチーフにした「スター・シリーズ」、コロナ禍での時事的な状況を絵日記として描き続けているシリーズ「Picture Diary」等がある。