SNZ SNZ アーティストはたった一人で孤独に作品を作るのでしょうか。そういう場合もあるでしょうが、それだけが唯一の「アーティストのやっていき方」ではないはずです。展覧会の始まる前から、そして終わった後も、さまざまな人との協働があります。まだ固まってないアイデアを口にしてみること、具体的な技術的相談、機材や場所や運搬手段の話、ちょっとした専門知の共有、プロジェクトへのお誘い、悩みの打ち明けーーこれらをひとまず「相談(SOUDAN)」といってみます。 SNZ(シノバズ)は、若手アーティストが直面するさまざまな困りごとについて考える相談員のネットワークです。制作のことや気になることを内容の大小粗密にかかわらず気軽に相談できる場所をつくるため、森純平、長谷川新、山川陸を中心に2021年より活動。以降、美術大学や展覧会を中心に、各地を訪問しながら、アドバイスをしたりともに考えたりしています。