「都市とアート(なかよくけんかしな)」

日時│5月25日(水)18:00-20:00

場所│YAU STUDIO

登壇者│成相肇

2012年から東京ステーションギャラリー学芸員/基礎芸術 研究員をつとめ、現在では東京国立近代美術館主任研究 員をつとめられている成相さんをお招きして、「都市とアート」についてお話を伺った。都市における「パブリックアート」の「パブリックとは?」を問 う問いからスタート。銅像のような、いわばイデオロギーに な る ア ー ト も あ り 、 パ ブ リ ッ ク と コ ン フ リ ク ト を 起 こ す ア ー ト も あるという内容を古今東西の事例とともに紹介されました。

一方、アートとして認識されていないものの、都市における アートの一例として、ショーウィンドウがある、と成相さんは 指摘する。こうしたコンフリクト、つまり「けんか」をよりよく 調停するために「1放置する」「2都市の内部に、非都市を 作成する」「逆に都市の内部にある、都市的ではない場所 をつくる」というモードが紹介された。

いわば「都市のリズムに合わせ」たり、都市とアートのリズム の違いを許容したりということの大事さが投げかけられた。

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