【展覧会10/18〜26】「瞬きの栞—小径を抜けて」展をSlit Park YURAKUCHOにて開催!

東京藝術大学キュレーション教育研究センター「展覧会設計演習」企画展
「瞬きの栞—小径を抜けて」 Wandering Through the Blinking Moments

 

◆展覧会概要

出典作家|橋本晶子
会期|2025年10月18日(土) – 26日(日)11:00 – 19:00(会期中無休)*最終日は18:00まで
開催場所|Slit Park YURAKUCHO
入場料|無料

「瞬きの栞—小径を抜けて(またたきのしおり—こみちをぬけて)」展は、アーティストの橋本晶子による有楽町の街なかで開催される展覧会です。会場であるSlit Park YURAKUCHOは、オフィス街の隙間を生かした緑豊かな憩いのスペースです。本展では、細密な鉛筆画によるインスタレーション作品を手がける橋本が、屋外空間に点在する杭を紐で結び、映像作品とともに展示します。

歴史に残る大きな出来事がある一方で、記録されることのない日常の営みや何気ない時間もまた確かに存在します。ここに積み重なった時間や記憶は、過ぎ去ったものなのか、それとも今もどこかに息づいているのでしょうか。人々が行き交い、小さな時間が重なり続ける場所に打ち込まれた杭は、そうしたささやかな瞬間を栞のように示します。この栞を手がかりに、都市を通り過ぎるだけでは見えないもう一つの風景が立ち現れます。

本展は、東京藝術大学キュレーション教育研究センターが開講する 2025 年度社会共創科目(公開授業)「展覧会設計演習」の授業の一環として開催されます。

 

◆関連イベント

<イベント①:橋本晶子 アーティストトーク>
開催日時:10月18日(土)18:00-19:00 
集合場所:Slit Park YURAKUCHO
事前予約制:ご予約は下記URLから
https://forms.gle/S8kWyxcY4wKpeELB9

<イベント②:「またた木の栞」ワークショップ>
開催日時:10月25日(土)12:00-16:00
集合場所:Slit Park YURAKUCHO
随時開催、事前予約不要(先着順)

 

◆出展作家

(撮影:Nigel Peake)
橋本晶子|Akiko Hashimoto

橋本晶子は、膨大な作業に基づく鉛筆画を中心に、空間と呼応するインスタレーションを展開する作家である。展示空間を徹底的にリサーチし、その場所の光や影を取り込むことで、サイト・スペシフィックな作品を生み出す。
紙と鉛筆という軽やかな素材で距離や時間を描き出し、離れた場所と「今ここ」を重ね合わせる風景をつくる。絵画と空間が呼応する一回性の体験として、鑑賞者を「その先の世界」へと誘う。
主な個展に、 「Yesterday’s story」(Cite internationale des arts、2018年、フランス)、「Ask him」(資生堂ギャラリー、2020年、東京)、「I saw it, it was yours.」(ギャラリー小柳、2021年、東京)などがある。
https://www.akikoh.com/

 

◆見どころ

★屋内展示を得意とする橋本晶子が、Slit Park YURAKUCHOを用いて過去と現在をつなぐ仕掛けを織り込んだ新作インスタレーション作品を初めて屋外にも展開!

★内面的な時間と向き合い、一人で楽しめる特別な空間を用意。

★鉛筆による細密画を主に発表してきた橋本が映像作品を初公開!

 

◆アクセス

Slit Park YURAKUCHO|東京都千代田区丸の内三丁目4-1
Google Map ▶︎https://maps.app.goo.gl/1jTGaPco7CViZ5if6


◆ABOUT

東京藝術大学キュレーション教育研究センター https://ccs.geidai.ac.jp
有楽町藝大キャンパス https://yurakucho-geidai-campus.jp/
Slit Park YURAKUCHO https://www.instagram.com/slitpark_yurakucho/

 


◆お問い合わせ

geidai.scp@gmail.com

 

 

 

 

主催:東京藝術大学キュレーション教育研究センター、有楽町藝大キャンパス(東京都、東京藝術大学、YAU)
特別協力:Slit Park YURAKUCHO、株式会社SpAcE

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