ノエル・ピカペールによる展示「野良展示0.0 –MOHITORIパビリオン–」が5月30日よりスタート

フランスのヨーロッパ・外務省の文化機関で、アンスティチュ・フランセの支部の一つとして京都で多様なアーティストを受け入れてきたアーティストレジデンスであるヴィラ九条山と、日本有数のビジネス街である大手町・丸の内・有楽町のエリアでアーティストのコミュニティを運営する有楽町アートアーバニズムYAU(ヤウ)とのパートナシッププログラムとして、東京・大手町のホトリア広場にて2025年5月30日(金)より建築家・ノエル・ピカペール(Noël Picaper)のパビリオン展示を実施します。

ノエル・ピカペールは昨年4月~8月にヴィラ九条山で滞在し、6月には約1週間YAUのサポートの下、東京でのリサーチを行いました。その間、日本の伝統的な建材である「焼杉」の技術など、日本において建築と火の間に存在する関係を探求しました。そしてこの度、アジアで初開催となる環境問題やサステナビリティをテーマとしたフェスティバル「Nuit de la Philo / Agir pour le vivant –  哲学の夕べ/アジール・プール・ル・ヴィヴァン」の一環として小規模な建築物として『野良展示0.0–MOHITORIパビリオン–』を発表します。

このプロジェクトは、ヴィラ九条山のポスト・レジデンス・プログラムとして実施されており、アンスティチュ・フランセパリ本部、アンスティチュ・フランセ、ベタンクールシュエーラー財団の支援を受けています。

■展示概要
野良展示0.0 –MOHITORIパビリオン–
会期:2025年5月30日(金)~6月15日(日)
※5月29日(木)18:30から会場にてオープニングイベント開催
※会期終了後、パビリオンは東京日仏学院にて移設展示予定(7月頃時期未定)
会場:ホトリア広場 大手町ゲート・ENEOSビル西側

MOHITORIパビリオン「見晴らしのいい展望所」体験日時
以下の日程で、MOHITORIパビリオンを「見晴らしのいい展望所」として体験できます。作家/展示担当者による解説付き。
6/1(日)10:00~11:00, 16:00~17:00 
*10時、16時にお集まりの方は、お隣で開催中の「野良展示」ツアーにもご参加いただけます
6/2(月)18:00~19:00
6/3(火)12:00~13:00

※東京日仏学院(新宿区)で開催される「第11回「哲学の夕べ」― Agir pour le vivant 生きものとともに」のフェスティバルプログラムの一環として実施。関連イベントあり

■プロフィール

ノエル・ピカペール/Noël Picaper
ノエル・ピカペールは2016年にストラスブール国立高等建築学院を卒業した建築家。スイス、日本とフランスで経験を積んだ後、2019年に建築事務所《Onomiau》を設立。公共空間に設置される東屋、民間プロジェクトの設計監理、都市・景観設計、展覧会、教育、フィクションなど、様々な分野の間を行き来している。

<関連イベント>   
*会場はすべて東京日仏学院
5/23 (木) – 6/15 (日)  ノエル・ピカペールのドローイング展
5/31 (土) トークセッション
時間:12:30 – 13:30
モデレーター:建築家・大村高広
登壇者:ノエル・ピカペール、森純平(東京藝術大学/YAU)、蘆田暢人(蘆田暢人建築設計事務所代表)

6月5日(木)18:30~20:00
会場: ヴィラ九条山(京都)
「Ghost Stories」:ノエル・ピカペール(2024年度、建築)と建築家の蘆田暢人氏によるトーク(英語)

詳細はこちら

■クレジット
設計:ノエル・ピカペール/Onomiau
企画:ヴィラ九条山、アンスティチュ・フランセ、ベタンクールシュエーラー財団、有楽町アートアーバニズムYAU、東京藝術大学
設計・制作協力:蘆田暢人建築設計事務所
制作:千葉松本家具製作所
協力:三菱地所株式会

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