YAU公募 vol. 01「音楽の方法」

YAU公募プログラムの第一弾として、音楽の方法運営委員会(発起人:荒井優作)による「音楽の方法」を開催します。
 

◼︎YAU公募プログラムとは…
これまでYAUはYAU STUDIOとして、アーティストの制作場所や稽古場、ワーキングスペースを開き、トークイベント「YAU SALON」を継続して実施するなど、アートと社会やまちをつなぐ活動に取り組んできました。
2023年11月に国際ビル7Fに移転し、今年3月にまちとアートのさらなる接点となるオルタナティブスペースとして、同ビル日比谷通り沿いの一角にYAU CENTERを新しくオープンさせました。
「YAU公募」では、YAU CENTERを場として用い、これまでにない実験的かつ創造的なアーティストの活動がまちと出会う起点として、公募から採択した3組のアーティストによる企画を実施します。

 
YAU公募 vol. 01「音楽の方法」
音楽を基軸に、制作について検討する場を開きます。
現代の電子音楽に関する状況を省みた時に、生まれる音楽が良くも悪くも「私室的」なものに集約されやすいと考えたところから企画を立ち上げました。今回はYAUCENTERを拠点に、ワークショップやレクチャー、音楽制作などを通して、各々が普段身につけているものとは別の「方法」を、ラフに発見することを目指します。
企画:音楽の方法運営委員会(発起人:荒井優作)​​
 
日時:
第一回 8月3日(土)、8月4日(日)17:00〜21:30
第二回 8月10日(土)、8月11日(日)17:00〜21:30
※それぞれ、2日連続で参加することを推奨します。また、各回の初日(土曜日)にゲストアーティストが参加予定です。
場所:YAU CENTERを中心とした、大手町・丸の内・有楽町エリア
参加方法:こちらのフォームからお送りください。
 
応募者多数の場合は、抽選の上、参加可否を7月24日までにお知らせします。
締切:7月21日(日)23:59
参加条件:
・15歳以上
 
・「音楽の方法」開催に寄せて
音楽を基軸に、制作について検討する場を開きます。
●PCをメインに作曲を行う、現代の電子音楽家の99%は、いわゆる「ベッドルーム」=「私室」で制作が行われていることもあり、制作という観点から作家同士が相互に影響を与え合う機会が乏しく、生まれる音楽の質が良くも悪くも「私的」なもの、もしくは「私室的」なものに集約されやすい状況にあると考えています。
●そうでなくとも、制作環境は制作内容に少なからず影響するはずで、環境の数だけ音楽の種類も存在し得るとも言うこともできるでしょう。であるならば、単純に「私室」とは異なる場所で、集団で(音楽)(制作)について考えたり話したりするだけでも面白いはずです。
●今回は東京駅付近に位置するYAU CENTERを拠点に、(音楽)(制作)についてラフに研究する場を開きます。全2回で、各回参加者を募集します。実際の制作も行いますが、制作以前のプロセスに注目するイメージで、レクチャーやワークショップを通して、普段身に付けている制作方法とは少しだけ違う、別の「方法」を発見することが一つの目的です。ミュージシャンはもちろん、音楽(制作)に関心がある、他分野の作家や未経験者も歓迎です。まず第一に肩肘張らずに楽しめたらと。
●先日行ったテスト回では、音楽を足がかりにしながらも、身体(表現)のワークショップをしたり、ゲストレクチャーに基づき各々がセラピーについて考えて発言したりと、音楽制作から少し離れながらも、とても面白い場になりました。各々がなんとなく集い、なんとなく家に帰っていく。その往来の後に本企画での経験が活かされることがあれば幸いです。
 
主催:有楽町アートアーバニズム YAU、音楽の方法運営委員会
京都市「Arts Aid KYOTO」補助事業
 
 
 

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